分析の効率化・ヒューマンエラー撲滅への取り組み 〜分析データのシステム化〜

  • 環境測定・計測分野での課題

近年、多項目一斉分析を大量に行うニーズが高まっています。 しかしながら、環境分析では、分析者の手作業工程が多く、データの解析等においてもヒューマンエラーが発生しており、品質や生産性に課題があります。 また、多項目の大量分析を行うには、分析者の長時間勤務が必要で、それが原因で分析納期の長期化、分析料金の高額化になっています。

図-1 従来のデータ管理

  • 弊社での取り組み
  • 分析計、天秤等を基幹のデータベースとネットワーク化する
  • エクセルを介してデータの処理、自動転送を行う
  • ヒューマンエラーとなる転記操作を無くす
  • 分析値を計算した際にエクセルでトレンド管理による異常値を自動判定する
  • 分析全体でバーコードによる検体の管理を行う
分析用バイアル瓶に貼付したバーコード

図-2 改善の内容

  • 取り組みの効果

これまでの取り組みにより、多くの効果が得られました。

  • ネットワーク化を天秤、GC-MS、GC、IC、HPLC、ICP、ICP-MS、BOD計、色濁度計、流れ分析計に対応
  • 転記操作を無くし、自動転送することで、大幅なヒューマンエラーの削減
  • 転記操作、第三者確認時間がなくなり分析時間の短縮
  • 分析者レベルで異常値が判定でき、顧客への連絡を速やかに行うことが可能
  • バーコード管理により、基幹データベースの情報活用が拡大

弊社ではこれまでの取り組みから分析機関でのデータのシステム化が、効率化やヒューマンエラーの低減に極めて有効であると考えております。 お客様に短納期で信頼性が高いデータを提供できる様に更に改善を加えていきます。


  • トピックス

一般社団法人 日本環境測定分析協会の全国大会において「エクセルを使用した分析機器のネットワーク化による業務改善〜転記ミスや多重チェックを減らす業務の効率化と生産性の向上〜」との内容で発表を行いました。
弊社で開発した、人による転記工程をなくした自動転送とデータベースから過去データに基づく異常値の自動判定システムに高い関心が寄せられました。

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